俺の考え

ザック

11.16オランダ戦スターティングメンバー
GK:西川周作
DF:今野泰幸、長友佑都、内田篤人、吉田麻也
MF:長谷部誠(C)、本田圭佑、山口螢
FW:岡崎慎司、清武弘嗣、大迫勇也

サブメンバー
GK:川島永嗣、権田修一
DF:伊野波雅彦、森重真人、酒井宏樹、酒井高徳
MF:遠藤保仁、細貝萌、高橋秀人
FW:乾貴士、香川真司、柿谷曜一朗
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昨夜の日本代表は久しぶりによかった。見ていて楽しかった。コンフェデのイタリア戦前半のように、相手が「こりゃマズイ」と感じただろうし、見ていてゴールの可能性がものすごく見えた。決め切れなかったことは引き続き課題だ。練習しかない。

サッカーの辛口評論家が「この程度で満足してちゃダメだ」としか言わない、なんの提案もない評論ではなく、ひとりの日本代表のファンとして、思ったことを書いてみたいと思った。

●先発を変えたことが良かった。いままで暗黙の了解のようだった先発を崩すことで選手に危機感が生まれたと思う。遠藤、香川、川島、そしてレギュラーに定着しつつあった柿谷らも身が引き締まったと思う。新しく先発で使われた山口蛍はとてもよかった。ここで活躍しないと残れないという気持ちがあったのだろう。いまのFWは出たら点を獲らないと残れないことくらいわかっている。その意味で大迫は1G1Aの活躍を見せた。FWには「運」のようなものを引き寄せることも才能なんだと思う。(柿谷も後半のアレを決められなかったことを悔しがっているだろう)    先発を変えてきたことで、途中出場の選手の目の色も変わった。後半からの遠藤、香川の出来はすごくよかった。

W杯は決勝まで7試合。3試合でベスト16。ベスト8になるには4試合。5試合目、6試合目を闘うためには11人では無理だ。ケガや累積警告で出られない選手が必ずでてくる。かつてトルシエが面白いことを言っていた。「代表メンバーを選ぶのは簡単だ。それぞれのポジションにふたりずついればいいだけだ」と。これはある意味正解だと思う。そして、それぞれのポジションに誰が来ても戦力が落ちないチームをつくること。それが強い代表チームをつくることだと思った。

今のザックジャパンにはそれが足りないと思う。本田、香川、遠藤、長谷部が出られないときでも強い日本代表でなければダメだ。そのために、遠藤、長谷部には、山口蛍、細貝萌がいる。(ベルギー戦では細貝をぜひ先発させてほしい)香川のポジションには清武が入った。本田にはいつもいて欲しいが出られない試合をどう闘うかも考えてなければいけない。(ま、ザックも考えているんだろうけどね。以前は中村憲剛が入っていた。よかったと思う)

この「先発を変える事で選手の競争心に火をつける」ことを、コンフェデのブラジル戦からやってほしかった。そうすれば今頃は23人の誰が出ても強い日本代表ができていたんじゃないかと。(ま、所詮、素人考えですがね。ザックも当然そんなことくらい考えていると思います)

「前からのプレスでボールを奪って素早く攻撃する」という戦略はよく機能していたと思う。数人で取り囲んでボールを奪う日本代表の姿は、獲物に群がるハイエナのようで、すごくよかった。相手も怖かったんじゃないかと思う。ただそれを90分続けるためには、体力と全員の意思疎通が必要だ。今回は交代選手の人数が多くてもよかったからいいが、W杯は3人までとなる。この3人を上手に使って、選手たちの体力を温存しながら完全に使い切る采配をザックには期待したい。

それと、話はそれるけど、FIFAも交代人数枠を増やしたらどうかと思っている。試合の遅延につながるのなら、後半の頭から入れる選手は3人枠に含まない、でもいいじゃないか。各国代表メンバーは優秀な選手ばかりだ。11人+3人だけより、もっと走れるスペクタクルな試合を見せるためにはいいんじゃないかと思っている。少なくとも現在の交代枠3名にからGKは例外とする、にしたらどうか。GKは負傷したりレッドカード退場でしか交代は必要ない。このために1人交代枠を残さないとならないのはムダだと思う。ボクがFIFAの会長ならそう提案するなぁ。

●失点はしょーがない。内田を責めるつもりもない。ミスは起こる。あとはそれをどうカバーするかだ。ロッベンのゴールもしょうがない。ああゆうのを決められたらしょーがない、と思えるくらい気持ちを切り替えて、自分たちのチャンスのシュートを決めていくしかない。昨日の失点はDFを責めるのではなく、シュートチャンスを決め切れなかった攻撃陣を責めるべきだろう。本田のクロスバー、香川のGKファインセーブ、柿谷の振り向き様シュートを決めればいい。

●昨日の試合はファン・ペルシーがいなかった。ロッベンを抑えることはうまくいったが、もうひとりファン・ペルシーがいたら、もっといい練習試合ができたんだと思う。DF陣はファン・ペルシーがいた試合をやってみたかっただろうが、そればかりはしかたがない。ベルギーの強烈な攻撃陣をどう守るか。昨日のオランダだったら、たぶんベルギーのほうが全然強いと思う。

●ベルギー戦は細貝を先発に使ってほしい。で柿谷を先発にして、前半で点が取れなかったら後半から大迫。もしくは大迫先発で前半に1点獲って余裕で柿谷と交代。とにかく、ちょっと新鮮な先発を見たい。中3日で選手の疲労がどこまで回復するかだが、フル出場の岡崎がW杯3試合目くらいで疲れが貯まってきてキレがなくなってきた場合、右サイドに誰がくるか。清武を右に?左は乾(または齊藤学)もいる。右の岡崎に代わる選手は誰なんだろう。

●結局、ボクの言いたいことは。W杯の強行日程を強豪と闘うために、いままでの先発レギュラーの名前はみんな好きだけど、その選手のパフォーマンスが落ちた時、休ませながら代わりに誰を入れて闘うか、を見せて欲しい。W杯中にケガをする、累積警告を受ける、前線からのプレスで体力を消耗する、そのとき他のメンバーが試合にでて、その時間で体力を回復させる。それも、強い日本代表チームの戦略だと思う。

な〜んちゃって。

追伸●それとやっぱり、あのソックスの蛍光ピンクみたいな線は、いらない。

追伸その2●ザッケローニは就任したばかりのアジアカップで優勝した。長友のクロスから李の鮮やかなボレーでオーストラリアを破ったあの大会だ。優勝して成田空港へ到着したとき、大会の出場機会のなかったGK権田とDF森脇にトロフィーや優勝盾を持たせて先頭を歩かせた。それくらい代表選手全員のことを考える監督だった。それが今回はあまり感じられない気がする。そこが気がかり。取り越し苦労ならいいんだけど。

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新ユニ、どうよ?

練習着これはアップ用の練習着だけど、このブルーも意外と新鮮

日本代表の新ユニフォームが発表された。どんなデザインになっても賛否両論はあるのだろうけど、いままでの代表ユニフォームで「これはいい!」と思ったのは、正直、あんまりない。前回の紺色で赤い一本線のユニはいいと思った。だけどあれは青・青・青や白・白・白というふうにシャツ・パンツ・ソックスの色を揃えたところがよかった。青ユニでパンツが白というのは、前々からどうも気に入らなかったから。

ところで、アディダスのデザイナーさんは誰のOKをもらっているんだろうか。サッカー協会は関係しているだろうけど、ザッケローニのOKとか選手たちの声とかも活かされているんだろうか。

「俺のシューズは真司みたいにオレンジじゃないから、このソックスは合わねぇなぁ」とか言わなかったんだろうか。(ブルーのハイソックスの上から短いオレンジ色のソックスを重ね履きしてるようなデザインだった。あれが試合中どう見えるだろう。走っていてチカチカしてうるさくないか、やや心配。)

カタチだけでもいいから一度、何案かをファンに提示して、ファン投票で決めたらいいのに。そうすれば、もっと一体感が増すし、ファンも納得してユニフォームを買うだろうに。ボクにアディダスの仕事をさせてほしかったなぁ。

ま、どんなデザインでもチームが強ければカッコ良く見えるんだけれど、このユニフォームが縁起のいいユニフォームになるかどうかは、次の2試合にかかっている。
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◎11月16日(土)日本vsオランダ(FIFA8位)21:00〜23:16 テレビ朝日

◎11月20日(水)日本vsベルギー(FIFA5位)04:45〜06:55 テレビ朝日(時間注意!)
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KIRINもボクも、なんだかんだ言ってもサッカー日本代表を応援しています。

背番号21の理由

背番号21ー1999年に作ったファーストユニフォーム(UMBRO製)

なぜボクが背番号を21番にしたのか。という、どうでもいい話をします。FCバッカーノを設立してユニフォームをつくる時。背番号は第3希望までを申告して、競合した場合は参加ポイント(過去ブログ「バッカーノの掟」参照)の多い人に優先権があるようにしました。サッカーでは10番がエースナンバーで、バッカーノができた1999年頃は、7番といえば中田ヒデ。11番はカズ。そういう番号がやっぱり人気でした。でもボクは、そういう番号にしなかった。ボクはバッカーノの中では年上で、チームの「幹部」的な立場だったので、オレが7番だ!といえばそれでも通ったんでしょうが、そういうのはイヤだった。下手くそな年上がいい番号つけているのってカッコ悪いというイメージがボクの中にあったから。だから、ちょっと控えめなんだけど、そのチームでは重要な役割の選手、みたいなのがいいと思いました。(バッカーノの7番や10番を悪く言ってるんじゃないですよw  たまたまふたりとも年長者だけど、参加ポイントが高かったから獲得した名誉ある背番号です)

エンリケ21ルイスエンリケ21

左:スペイン代表でも21番だったルイス・エンリケ
右:FCバルセロナ100周年ユニフォーム

その頃、リーガ・エスパニョ〜ラをよく見ていてFCバルセロナが好きでした。当時のバルサの懐かしい名前をあげると、GKへスプ、DFライジハー、アベラルド、ゼンデン、セルジ。MFグァルディオラ、コクー。FWリバウド、フィーゴ、クライファート。そして背番号21にルイス・エンリケという選手がいた。スペイン代表でもある彼は攻撃的MFで、チームではすでにベテランの部類に入る選手。毎試合先発というわけではなく、試合の途中から投入されて流れを変えたりする役目をしていました。その21番ルイス・エンリケが途中交代で入るときのカンプノウ(バルセロナのホームスタジアム)が沸く感じがすごくよかった。背番号21。FCバッカーノでも、それ的なポジションがいいんじゃないか、そういうふうになりたいぞ、と思ったのでした。

居酒屋の下足箱も21番。ゴルフ場の貴重品入れも21番。クルマのナンバーも21番。21番が空いていたらとりあえず21番。「何番」と聞けばあの人!となるようになりたいから。ちなみにバッカーノ49名全員の背番号を言えるのは、チームでボクだけです。

ジダン21ユベントス時代のジダンも21番だった   レアルでもつけて欲しかった

SHINJI 21-2現在オーストラリアリーグで活躍する小野伸二も21番というのがスゴクうれしい

おまけ:どうでもいい話(過去ブログ)その1「コンフェデの21番」もあります

今年はあと4試合

ザックベンチ眠れない夜もあるんだろうなぁ
欧州遠征【第1戦】
10月11日(金) 日本代表 vs セルビア代表 @セルビア(ノヴィサド)
ノヴィサド: セルビア・ヴォイヴォディナ自治州の都市。セルビア北部に位置する。
キックオフ:現地時間17:30(日本時間 翌12日0:30)
日本テレビ系にて全国生中継
NHK-BS1にて全国生中継
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欧州遠征【第2戦】
10月15日(火) 日本代表 vs ベラルーシ代表 @ベラルーシ(ジョジナ)
ジョジナ: ベラルーシ・ミンスク州の都市。ミンスクから 約50 km東に位置する。
キックオフ:現地時間15:15(日本時間 21:15)
日本テレビ系にて全国生中継
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SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー発表
http://samuraiblue.jp/newscenter/press_release/news_000606.html
10/11(金)@セルビア/ノヴィサド セルビア代表戦 観戦ツアー情報
http://samuraiblue.jp/newscenter/press_release/news_000603.html
テレビ放送予定
http://samuraiblue.jp/newscenter/press_release/news_000597.htm
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国際親善試合
11月16日(土)日本代表 vs オランダ代表 @ベルギー (ヘンク)
キックオフ:現地時間13:15(日本時間21:15)
放送未定
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国際親善試合
11月19日(火)日本代表 vs 未定(わかり次第更新します)
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KIRINとボクはサッカー日本代表をメチャメチャ応援しています。

すべての年代のサッカー日本代表も地道に応援しています。
FIFA U-17 ワールドカップ UAE 2013の日程はこちらへ

FIFA U-17 ワールドカップ UAE 2013

新国立競技場ここに立つ選手を探そう

○10/11 練習試合 日本U-17 vs Al-Faisaly Football Club of Amman(U-20)

FIFA U-17ワールドカップUAE2013

グループステージ第1戦
10/19 01:00(日本時間) ロシアU-17vs日本U-17

グループステージ第2戦
●10/22 01:00(日本時間) 日本U-17vsベネズエラU-17

グループステージ第3戦
●10/24 2200(日本時間) 日本U-17vsチュニジアU-17

グループA(アラブ首長国連邦・ホンジュラス・ブラジル・スロバキア)
グループB(ウルグアイ・ニュージーランド・コートジボワール・イタリア)
グループC(クロアチア・モロッコ・パナマ・ウズベキスタン)
グループD(チュニジア・ベネズエラ・ロシア・日本
グループE(カナダ・オーストリア・イラン・アルゼンチン )
グループF(メキシコ・ナイジェリア・イラク・スウェーデン)

●10/28or29ラウンド16
●11/1or2 準々決勝
●11/5準決勝
●11/8 決勝、3/4位決定戦

U-17日本代表メンバー
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2013/560.html
コメント動画などメンバー詳細ページ
http://www.jfa.or.jp/national_team/2013/u17/member/index.html
FIFA U-17ワールドカップUAE2013 大会詳細
http://www.jfa.or.jp/national_team/2013/u17/2013u17_wc/index.html

テレビ放送についてはまだ確認できていません。録画すらないかもしれません。だけど、テレビ欄をチェックし続けましょう。

KIRINもボクも、すべての年代、すべてのカテゴリーのサッカー日本代表を地道に応援していきます。

秋のA代表はこちら 今年はあと4試合

バッカーノ、初ブレーン

FCB初ブレーン2000年頃のブレーンにもFCバッカーノが!

10月号のブレーンで紹介されたことで思い出しました。
設立間もない頃にもブレーンから取材を受けたことがありました。
2000年頃だったでしょうか。ここに記録として残しておきます。
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FACE OFF Vol.18

平均年齢30代後半というサッカーチーム、バッカーノは電通のクリエーティブ局のメンバーを中心に構成されている。そのチームを率いるのが、選手兼コミッショナー兼広報担当の中村禎さん。KDDIのキャンペーンなど、忙しい仕事の合間をぬって、サッカーを楽しんでいる。

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「バッカーノとやると楽しいね」と言われたい
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最初に「サッカーチームをつくろう」と言い出したのは、3CD局の横山準。それで、僕や御倉直文がみんなを誘って、チームの発足会を開いたのが99年の2月くらい。でも実際に練習をするより、まずチーム名とユニフォームを決めなくちゃということになって。なにせネーミングにはうるさいコピーライターがたくさんいるので(笑)みんなに案を出してもらったら、72案も集った。これはなかなか決まらないだろうと思ったので、投票で決めることにしたんです。それで僕が投票の点数の多い順にエクセルで表をつくったんだけど、上位の3つくらいが接戦になってしまった。その時に横山準がアクエリアスのCMで小野伸二選手(当時浦和レッズ)を撮影するというので、じゃあ、小野選手に決めてもらおう。そうすれば誰も文句は言わないだろうと(笑)それで、上位の4案くらいを小野選手に見せたら「これはもうバッカーノ(イタリア語で「大騒ぎ」の意味)でしょう」と言ってくれて決定。それが決まるまで、半年くらいかかった。

そうしたら今度はユニフォームはどうするかという話になって、またプレゼン。一番の問題は背番号だろうと思って、メンバー全員に希望番号を第三希望までとったんだけど、果たしてどうやって公平に決めるべきか。それでまたもや僕がエクセルで表をつくり、出席表を作成したんです。たとえば練習とその後の飲み会にも参加したら3ポイント、アンケートに答えてくれたら1ポイント、とか、出席をポイントで換算していって、最終的にポイントの高い人から好きな背番号をとることにしました。

いま練習に参加しているのは10人くらいなんですけど、そんな感じなんでサポーターも含めて登録メンバーが60人以上(笑)試合をすることが活動のメインなんだけど、たとえばオリンピックとか大きな試合がある時はみんなで一緒に応援しようとか、ボウリング大会をやったり、みんなで楽しもう的な要素も多いから参加したい人が多いみたい。でも、そういうことから参加してもらえばサッカーやフットサルの本当の楽しさがわかってもらえるかなと思ってます。

ところが、まだ1勝もしたことがないんですよ。このチームで初めてサッカーをやった人が多いから、引き分けに持ち込むのがやっと。もちろん勝つことがチームの目的なんだけど、バッカーノとしては楽しくてケガしないということがモットーです。技術や体力が追い付かないこともあるんだけど、ガツガツやってケガするより、下手でも楽しいやり方ってあると思うから、それができればいい。電通テック(現電通クリエーティブクロス)のポリ100というチームやサン・アドのチームとはよく試合をするんですけど、みんな人柄がいいから一緒にやっていてとても楽しいんです。負けても「あのチームともう一度やりたいな」と思う時ってあるし。僕たちは平均年齢が彼らよりも高いから、みんな走れないし、蹴ってもボール飛ばないんだけど、「バッカーノとやると楽しい」と言われるチームになりたいと思っています。できれば60歳くらいになっても続けていたいですね。(談)

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FCバッカーノは1999年2月設立。このブレーンの記事はKDDIの頃だと書いているから2000年10月以降の取材だと思います。ボクが42、3才の頃でしょう。「60歳くらいになっても続けていたい」というセリフが現実味を帯びてきましたかね。

ブレーン10月号

ブレーン10月号079ページです

ブレーン10月号「私のチャージタイム」というコーナーに取り上げていただきました。いろんな制作者の気分転換にどんなことしてますか?というコーナーです。ナカムラはフットサルをやっているらしい、きっとアレが気分転換だ、と白羽の矢が向けられました。

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最初に書いた予定は守る

むかし、仲畑さんの書いたサントリーホワイトのコピーに「いいコピーが、 スッカラカンに書けない時は、 軽く飲んで、早く寝るしかないなぁ」というのがありました。最近思うのは、徹夜して仕事するよりも、ちゃんと寝て早起きした方が、いいコピーは浮かぶんじゃないかということです。

一日中仕事していれば血液もドロドロに汚れて酸欠状態。そんな頭で考えても、いいコピーなんて浮かぶわけがない。そういう意味で、スポーツをして血液をキレイにしてから仕事をしよう、と。

99年2月にサッカーチーム「FCバッカーノ」を立ち上げて、今年で15年目。フットサルは月2回ペースでやっていて、ほぼ皆勤で参加しています。夜の8時から10時の2時間なんですが、この時間は絶対に打ち合わせを入れないと決めています。スケジュールを入れる時、他の仕事が入っていたら許されて、プライベートだと許されないっておかしいと思うんですよ。どっちも大事な予定ですから。

だから僕は、『手帳に最初に書いた予定は必ず守る』というルールを決めたんです。身内に不幸があったとか、仲畑さんに呼び出されたというとき以外、基本的には最初に書いたものを優先するんですね。

一度決めた予定を変えると、芋づる式に他の人も予定をコロコロ変えないといけなくなるでしょ。僕が予定を変えちゃうとまた他の人にも迷惑をかける。そこは仕事もプライベートも対等で、絶対に守るようにしています。

メリハリをつける

チームはとにかく皆がフェアであることを大切にしています。例えばメンバーの背番号を決める時、会社の立場や年齢は関係なく、「参加ポイント」の高い順に優先権があるようにしました。「参加ポイント」というのは、練習への出欠連絡をしたら1ポイント。実際にボールを蹴りに来たら2ポイント。そのあと飲みに行ったら、また1ポイントというように、チームに貢献した分だけ加点されるんです。

もちろん飲み会の幹事をしてもポイントがつく。溜まったポイントは集計して、毎年忘年会のときに、合計ポイント数が高い順にベスト・イレブンを選出し、ピンバッジを贈呈しているんです。とにかく参加してる人がエライという方針です。

こういう仲間とやっていると、練習で大声を出すことも発散になるし、自分より20才も年下の人たちと対等に遊ぶことができる。もちろん練習中は携帯なんて通じませんから、仕事のことはスッカリ忘れる。そうすることでメリハリもつきます。

徹夜してダラダラ仕事をしてもアイデアが生まれないのと一緒で、普段も仕事だけじゃなくてリセットする時間が必要だと思うんですね。そして脳ミソ使ってものを考える仕事ですから、絶対に血液もサラサラのほうがいいんです。

(キャプション)
中村禎さんの背番号は「21」。「年長者がエースナンバーを取るのはカッコ悪いから」と、当時FCバルセロナの年長者だったルイス・エンリケと同じ番号を選んだ。
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